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執筆者の写真Naoko Yamashita

リスニングの課題を把握する〜ディクテーション〜

更新日:2023年2月28日


聞けない英文を

聞こえるようにするための

最初のステップである

「ディクテーション」とは

聞こえてきた英文を

書き取ることです。


そして聞き取れるところと

聞き取れないところを洗い出し、

そして聞き取れない原因を把握します。


「方法」

○1文ずつもしくはある程度の

カタマリごとに音声を止めて

書き取ります。


ただ知らない単語や

フレーズは

何度聞いても聞き取れないため、

聞き直しは3回までとして

次に進みます。


※通常のスピードで

聞き取りづらければ、

速度落として聞いてもOKです。


そして何か言っている

のはわかるけれども、

英語で書き取れない場合には、

カタカナで書いてもかまいません。


(例:音声で「レリゴー」と

聞こえたら「レリゴー」

と書いておけば、

あとでスクリプトを見たときに

「let it go」のことだった!

と気づけます。)


書き取りが終了したら、

スクリプトを見て

答え合せをし、

聞き取れなかった

原因を振り返ります。

「聞き取れない原因の例」

○単語やフレーズを知らなかった

○発音が聞き取れなかった

○知っている単語だったが、

 発音を誤って覚えていて

 認識できなかった

○音尾変化を聞き取れない

(英語は音が繋がったり、

 脱落したり、

 場所によって音が変化したりします)


などがあります。


ディクテーションは

時間も労力も

非常にかかる

トレーニングですが、


以前に

「英語が身につくちいさなノート術 Marie著」

を読んで私自身が実践して良いな!と

思った方法をクライアント様へ

お伝えしたところ

アレンジを加えて

実践してくださいました。


その方法とは、 色ペンを使って、

黒ペン✒️で書き始め、

2回目、3回目と時間が経つごとに

ペンの色を青や緑へ変えていくというものなのですが、

クライアント様はもともと

「書くことがお好き」ということもあり、

シャドーイングとあわせて

日々取り組んでくださっております。


色分けをすることのメリットは、

ご自身が聞き取りづらい部分や

文法的な弱点があぶり出されることです🔥


写真はそのクライアント様が

これまで送ってくださった

ディクテーションの一部です。 (ご本人より掲載許可を頂戴しております)


初期に送ってくださった

ものよりも修正箇所が

明らかに減っていることや、


以前は取りこぼしの

多かった箇所を

聞けるように

なられていることが

可視化できます。

ご自身でも変化に

気づいて頂けて

良い方法だと思います。


こちらのクライアント様の

3ヶ月コーチング終了後の

感想は、改めてご紹介させて

くださいませ。





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